小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
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獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)獣の奏者 3探求編 (講談社文庫)
(2012/08/10)
上橋 菜穂子

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前書き
降臨の野で起きた、あの出来事によって、真王、大公という国を動かす2つの存在は手を取り合った。
その選択が正しかったのかどうかは、未だわからない。
新たな希望を与えた。また、幸せも与えた。
平和とは、とても危うく、何かの拍子に崩れ落ちてしまうものかもしれない。
闘蛇と、天獣の生態がわかってくることは、喜ばしいことでも、悲しいことでもあった。
ただ、そこから逃げることも出来るわけでもなく、逃げ出したいとも思っていなかった。
選択肢は一つしかなかった。


ジャンル・タグ 
ファンタジー・異世界・重量感(中)・中世・闘蛇・国・政治・天獣・真実

評価   
素敵 

2作目の続編です。いいものは、いい。それだけの内容がここにはありました。ファンタジーとしてリアリティつけるために、現実世界の生物の生態や、人の歴史など、緻密に組み込んでつくりまれています。それはとても現実世界の合理性、人の利害感を上手く描いています。1、2巻と同様にこれは決して児童小説なんかではありません。大人の読み物として深いです。ヒューマン小説、人として教訓を教えられます。上橋さんは様々な文献や専門家の話を取り入れて作品を描いているようです。これは大傑作です。



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獣の奏者〈1〉闘蛇編 (講談社文庫)獣の奏者〈1〉闘蛇編 (講談社文庫)
(2009/08/12)
上橋 菜穂子

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獣の奏者〈2〉王獣編 (講談社文庫)獣の奏者〈2〉王獣編 (講談社文庫)
(2009/08/12)
上橋 菜穂子

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前書き
エリンは闘蛇衆の一人のソヨンの娘だ。

闘蛇衆のあやつる闘蛇とは馬よりも大きく、蛇の様相を呈し、人、馬を簡単に噛み殺すことのできる獰猛な獣だ。闘蛇を扱い真王を守る衆の長である母の姿はかっこよく見えた。

エリンの住む国は人々に崇められる真王の領土と真王領の国防をする大公領で成り立っている。大蛇の様相を呈している闘蛇は争いの道具となった。国を守る兵器となり得た。しかし、血でも穢れても崇高な真王を守ることが出来る立場にいるのだ。それが大公の大義名分。長い年月、人々の間にはその共通認識が維持されてきたが、ある事件をきっかけにその共通認識に疑問と矛盾が沸騰した湯のように沸き上がる。

真王の意味が具現化される時、その共通理解とは裏腹な構図が見えてくる。
少女エリンはその構図の中にどのように組み込まれていくのだろう。


ジャンル・タグ 
ファンタジー・異世界・重量感(中)・中世・闘蛇・国・政治・天獣・真実

児童書です。実際、私は、児童書、ライトノベルだから、子ども向けとか大人向けじゃないとか関係ないと思います。小説の価値は内容が面白いか、共感できたかじゃないですか。児童書で面白いものもあり、児童書という部類に入らない一般的なジャンルでつまらないものもあります。いいものはいいのです。


〈3〉探求編〈4〉完結編を早く文庫化してー!! 文庫で買って読みたいよー!

評価  
最高  

感想ネタバレ↓
[上橋菜穂子 獣の奏者 〈1〉闘蛇編〈2〉王獣編]の続きを読む
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