小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
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神無き月十番目の夜 (小学館文庫)神無き月十番目の夜 (小学館文庫)
(2005/12/06)
飯嶋 和一

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前書き
一つ、陸奥国と境を接する常陸の北限、小生瀬の地、忘れ去られた出来事があった。
一つ、元来、小生瀬の地では「十日夜」、稲の刈り上げ祭というものがあった。
一つ、収穫した米で餅をつき、御神酒を仕込み一年の無病息災を念じる祭り。
一つ、慶長七年 陰暦十月十日、「十日夜」も例年通り、行われるはずだった。
一つ、陰暦十月十日、小生瀬の村の者、総勢300人が村から跡形もなく消えた。
一つ、村のどの家々、人が死んでいたり、家が荒らされたりした形跡がなかった。
一つ、陰暦十月十日以降、小生瀬の地では、
      「十日夜」の行事は今後一切行われることはなくなった。


ジャンル・タグ 
ミステリな歴史小説・重量感(大)・安土桃山時代から江戸時代・常陸土豪の悲劇・一村亡所の謎・歴史に埋没した闇

評価  
最高  

徳川家康が天下を取った当時の茨城県のとある村の話。正史には記載されていないらしいのですが、総勢300人が消えた一村亡所はホントにあったような文献があるそうです。それをもとに飯嶋さんがアレンジを加えて書き上げてくれています。空寒くて悲しくてやるせない話です。文章は時代背景もあって日本の歴史に疎いと読みにくいと思います。完成度が高く練り上げられた小説です。ホラーではありません。ホラーではない「ぞっ」とする寒気があります。

感想ネタバレ↓
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