小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
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砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
(2009/02/25)
桜庭 一樹

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前書き
子ども頃は実弾主義だって、砂糖菓子の弾丸を誰しもが撃っている。
砂糖菓子はだれもが憧れる。
だってそれは自分が持っていないものだから。
それは自分が欲しいだから。
だけど、生きていくためには実弾が必要だ。
実弾は私たちの生活をいつも貫いてくれる頼れる道具なのだ。
成長していくにつれて、私たちの生活を撃ちぬけない砂糖菓子の弾丸が無意味なものに思えてくる。
だけど、彼女はいつも砂糖菓子の弾丸ばかりを撃っている。
いつも「撃ち抜ける」、「撃ち抜ける」といって、床には砂糖菓子の欠片でいっぱいだ。
だから、彼女の周りには、誰も近づこうとはしなくなった。だれも彼女には期待しなくなった。
彼女はいつになれば、実弾を撃つのだろうか。


ジャンル・タグ 
青春サスペンス・現代・重量感(小)・裕福が貧乏より不幸な場合とは・虐待と軟禁生活が生む愛情と憎悪・安物がブランドものより価値がある場合とは・子どもは親を選べないということ

評価  
最高  

ぞっとして悲しくて切ないすぎる物語。シリアスなストーリーです。元気な時、気分が高揚しているのを鎮める時に読むのが良いです。決して気分が沈んでいるときに読むのはやめましょう。大して厚くないので読みやすいです。作品は娯楽的なドラマチックさを持ってはいますが、物語に秘めている問題は現代に抱えている問題を浮き彫りにして個人的には好きな物語でした。彼女が道を開けていたら、どんな生活をしていたのでしょうか。彼女を想う。

感想ネタバレ↓
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