小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
2012/02123456789101112131415161718192021222324252627282930312012/04

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)神の守り人〈上〉来訪編 (新潮文庫)
(2009/07/28)
上橋 菜穂子

商品詳細を見る


神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)神の守り人〈下〉帰還編 (新潮文庫)
(2009/07/28)
上橋 菜穂子

商品詳細を見る


前書き

<第5章 ロタ王国>
長い冬に閉ざされた北部の地、暖かい気候に恵まれた南部の地。

家畜であるシク牛、羊を狼の被害にやられ頬を涙で凍らす民、
穀物が豊かに実り、海に面した他国貿易も盛んに腹を大きく膨らませた民。

疲弊していく感染病に流行した北部民族、王国で発言権を増していく南部大領主。

この国を支えるのが物静かな思慮深い、情けに厚い君主、北部の民に絶対的な信頼を置かれたその弟である。
不均等な情勢にかじ取りを行ってきたこの国に、かつての、脅威的な、圧倒的な力が火種を振りまこうとしていた。王族の歴史とは、その巨大な力、<神>を語らずには描けない歴史であった。

その時分、用心棒の女は、ある民族の少年少女が賊に捕らわれているのを助けたのだが…



ジャンル・タグ 
ファンタジー・重量感(中)・中華モンゴルな王族王国・貧富の差と国政・禁忌の制約と疎外された民・絶対的な力をもつことの欲求

評価
素敵
    





守り人シリーズ第5作目。今回は上下巻で物語が長めです。しかし、ストーリは前作同様サクサク読めると思います。内容は第1作目、第4作目の作品を混ぜ合わせたような逃走劇と、話のカギを握る少女の存在がメインです。テーマは不安定な危険な情勢で歴史の過ちとされた脅威的な力を得ることは正解なのかいなか。ストーリー展開は、前作読んできていれば、先の展開が読めてしまう(単体で読んでも先の展開はある程度想像できます)。上橋さんの本を読んできている人は新しいゾクゾク感、ワクワク感は不足気味ではないでしょうか。どちらかというと、上橋ワールドを楽しみたい人や、守り人の世界観に浸りたい場合はもってこいの作品です。初読みの人は、上橋さんのスタンダードで安定した世界観、ストーリー展開に惚れることでしょう。物語は引き継ぎですが、一話完結だから「神の守り人」からも読み解けます。ファンタジー好きなら必見です。季節は冬です。

感想ネタバレ↓
[上橋菜穂子 神の守り人 (上)(下) (「守り人」シリーズ⑤)]の続きを読む
関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。