小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
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やっと更新できました。うれしいです。只々、早くUPしたいばっかりに小説の紹介は後日にw
すみません。私は読むのも遅いばかりか、ひとつの小説を紹介するのにも半日ぐらい使わないと書きあげられないので、
今回は今読み終えたシリーズのオリエンテーション的なページをつくろうと思いまして。時間があれば、随時、内容を深くして良ければなぁと思っています。ただいつ更新するかは未定ですが。

「麦の海に沈む果実」シリーズ

「3月は深き紅の淵に」
三月は深き紅の淵を (講談社文庫)三月は深き紅の淵を (講談社文庫)
(2001/07/13)
恩田 陸

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「麦の海に沈む果実」
麦の海に沈む果実 (講談社文庫)麦の海に沈む果実 (講談社文庫)
(2004/01/16)
恩田 陸

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「黒と茶の幻想」
黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)黒と茶の幻想 (上) (講談社文庫)
(2006/04/14)
恩田 陸

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黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)黒と茶の幻想 (下) (講談社文庫)
(2006/04/14)
恩田 陸

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「黄昏の百合の骨」
黄昏の百合の骨 (講談社文庫)黄昏の百合の骨 (講談社文庫)
(2007/04/13)
恩田 陸

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このシリーズは私が、他のサイトを参考にし、本を実際に読んでみて、勝手に「シリーズ」と呼んでいます。
そして作品は今のところ4つ。


最近読み終えた本は「黄昏の百合の骨」です。恩田さんのこのシリーズ以外の本を読んでいないので一概には言えないですが、恩田さんの作品の特徴は、ミステリで始まり、伏線、伏線、伏線、新事実、どんでん返し、さらにどんでん返し、結末あっさりのパターンで締めくくられています。なんとも私に合っています。結末を長くしないで余韻を残すやり方は読み終わった後にその後のストーリーを想像、妄想したい人にはばっちり合っているでしょう。

さて、ここで例えばあなたがこのシリーズを読んでみようと思います。その時、どの作品から手をつけるかが問題になってきます。なぜなら、この作品群には第1巻、第2巻などと、「こっちから読んでね」という手引きされていないのです。よって、ここで思い付くのは発売された順に読むことです。わからないときは正攻法でせめてみます。

出版順だと

「3月は深き紅の淵に」
「麦の海に沈む果実」
「黒と茶の幻想」
「黄昏の百合の骨」

です。
当然、私は性格上、この順番から読んでみたわけですが、
この順で読んだ感想としてはなんか残念な読み方だったなぁーと感じました。
このことは、実際の小説の紹介しているページでも言っています。

確実に期待して「3月は深き紅の淵に」から読むと失敗します。

「3月は深き紅の淵に」は、4行ごとに主語がチェッジして二つのテーマが同時進行している章や、物語を断片的に切り取っていて隅から隅まで語らない章があり読み込まないと意味不明です。というか、「麦の海」を読まないと完全には理解できないです。さらに短編集なので話が淡泊に感じてしまって「短くてわけわかんないし、期待はずれ」といってしまう可能性があります。ど真ん中ストレートボールではなく、ワンバンする低めのフォークボールみたいなものな小説なので最初に読むと失敗です。どうして、こんなに頑なに、順番について話しているかというと、シリーズを全部読んでほしいからです。「3月」から読んで「3月」で挫折してほしくないのです。きっと最後まで読み終わった時充実感があると思うんです。面白いと思うですよ。


前置きが長かったですが、私のおすすめの順番はこちら
「麦の海に沈む果実」
「3月は深き紅の淵に」
「黒と茶の幻想」
「黄昏の百合の骨」

もしくは

「麦の海に沈む果実」
「黄昏の百合の骨」
「3月は深き紅の淵に」
「黒と茶の幻想」

です。正直、「麦の海に沈む果実」を最初に読むなら後はどの順番でもいいような気もします。

「黄昏の百合の骨」は完全に「麦の海に沈む果実」の続編です。なので「黄昏の百合の骨」を読んでもよし。

「黒と茶の幻想」は「麦の海に沈む果実」の登場人物が別のキャラクター性を持って、別のシチュエーションで出てくるので「麦の海に沈む果実」読破後によむとよりキャラクターギャップや違いが臨場感を伴ってあなたをワクワクさせるでしょう。

「3月は深き紅の淵に」を2番目に選ぶなら、「麦の海に沈む果実」の作品が出来上がる過程を描いた「3月は深き紅の淵に」の第4章「回転木馬」の章を忘れないうちに堪能できるでしょう。私がおすすめしたのはこの順番ですが、「3月は深き紅の淵に」はなんといっても、「黒と茶の幻想」についても語られているので3番目に読む「黒と茶の幻想」のエピローグ的に使えるので選びました。ただ問題は「黒と茶の幻想」は上下巻あり、読破するのに苦労するので、2番目に「麦の海に沈む果実」の続編の「黄昏の百合の骨」をもってきて、「黒と茶の幻想」を最後に読むことにするのもいいかもしれません。ちなみに、このシリーズで一番好きなのは、「黒と茶の幻想」です。文章量も多く、本筋と関係ないエピソード群がいっぱいあり、しんどい小説ですが、4人視点。4人の心理描写。4人の人生観。4人の歩んだ道。4人の関係性。など深い。この内容の深みに溺れました。ミステリとしては少し目劣りしますが、内容は大好きです。

というわけで、さっそく「麦の海に沈む果実」からよんでみてください。
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