小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
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Boy’s Surface (ハヤカワ文庫JA)Boy’s Surface (ハヤカワ文庫JA)
(2011/01)
円城 塔

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前書き
言語が「恋を語る」。


言語そのものが「思う」ことがあり、読者に彼らの「思う」ことをこうして文章にして報告している。「数値」や「数式」にも、その数式を証明した数学者、物理学者の思想、論理が反映されていて、

いや、そうじゃない。それただのバックグラウンドであって、「数式」、そのものに「思想」があって、自分のアイデンティティであるその数式、計算式を使って、導かれる解答を逐一報告書にしてまとめている。




数式A  が  数式B  を応用して、 数式C  の証明できない範囲に 解釈を付け加える。



数学的命題に言葉を重ねていくのが、「私たちの役目」なのだ。




ジャンル・タグ 
哲学的な数学SF小説(短編集)・主人公「数学的構造物」・数学的構造物による演説・数学者の恋と人生による「数学的構造物」の見解


評価  
良書


少し、前のことになりますが、146回目の芥川賞受賞した円城塔さんの作品を読んでみました。「難解」、「難解」だと、云われていた円城さんの作品。どんなものなのか拝見したくて、今回円城さんの作品を選んでみました。ジャンルはSFよりだと聞いていたのですが、私が思い描くSF小説とはかけ離れていて、とても数学的解説本、あるいは、数学的哲学書でも読んでいるような感覚に近かったです。読んでみて率直の感想は、「なんだかよくわからない」。数学的センスを持ち合わせていない私でもあり、1回読んだだけでは、なんのこっちゃ、ストーリーが漠然とした見えてこないです。

いや、むしろ、物語自体も全く見えてもいなくて、「物語にモザイクでもかかって」いて、「物語は一応存在しているだろうな」ということしかわからなかったです。すべて読んでみてストーリー内容5%も理解できているかも定かでない状態です。もう一回よんでも、理解できるのか不明です。個人的はつまらなくはなくて、興味深い作品ではあります。ただ、面白いかといったら、面白いともいえないです。人を選ぶ作品です。というか、マニア向けな円城さんの作品です。円城さんの本をもう一つ持っているのですが、やっぱりそれも難解でした。気軽に手に取って読んでみる本ではないですね。今のところ、ネタバレできるほど、内容を理解できていないので、下記は今のところ、割愛します。少しでも、理解できたら、文章を盛り込んでいこうかと思います。



感想ネタバレ↓
最初のページをめくると、下記の文章が出てきます。本のタイトルの意味についてふれています。
“Boy's surface”[名]

1.実射影平面の三次元空間への嵌め込み。
2.青年の表面。
3.短編の題名。本書の書名。


円城さんの本は初読みなんですが、なんでこの小説を選んで読んだかというと、ただ単に、小説「道化師の蝶」を探しに本屋に行き、なくてかわりにこちらの本があったからです。題名の意味はもちろんわからないまま、買って読みました。
1、2、は本の内容を端的に表現しているのだと思います。そうだといわれても、全然、全貌はみえないですがね。
3について、この小説が短編集であり、その短編集の一つがこの「Boy's surface」なんですね。つまり、短編の題名。

その短編は5編で構成されています。

・Boy's Surface
・Goldberg Invariant
・Your Heads Only
・Gernsback Intersection
・What is the Name of This Rose?

理解できてないですが、私が読んでみて、思い出す限りのこの小説の概要を語ろうと思います。

Boy's Surface
数学者レフラーの研究成果「レフラー球というレンズにある基本となる図形を通すことで、二次元以上の構造物を生成させるしくみ」について、語った物語。



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