小説の感想・レビューです。ネタバレあり。物凄く更新遅いです。ご了承ください。訪問ありがとうございます。
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前書き
わたしは
名前もよく覚えてもいないセンセイと
いつもの道で会い、
いつものお店で会い、
いつものように冷や奴を注文し、
隣の席で同じお酒を飲み交わし、
何もなかったように飲み別れ、
なにもなかったように家路につく。

つかず、離れず。
駆け引きなんていらない。
そのままの関係がいい。
その飾らない関係がいい。

だから、先生でも、せんせいでもなく、
「センセイ」に私は恋をしたのだ。


ジャンル・タグ 
ほのぼの恋愛・現代風・重量感(中)・当たり前の偶然・年の差の恋・高校時代の先生・生徒と先生

日記のような、詩のような日常を描いた小説です。とても平和な恋愛物語、読み終わった時に心が少し温まります。ジャンルは恋愛小説のくくりにしてありますが、恋愛要素は薄いのであしからず。ホントと生活日記に近いです。

評価  
普通

感想ネタバレ↓
この小説の前にワイルドソウルのような劇的なアクティブな小説を読んだので、それとは正反対のこの小説はほのぼのとして話の濃い疲れる小説を読んだ後などに読むのがベストです。

とはいえ、人の日記を読んでいるような単調な調子に長い本ではないですが、正直少し飽きてしまいました。面白さという点では、物足りなかったです。小島孝さんが出てきたあたりは、主人公の気持ちの揺れ動く流れがあって、唯一面白かったです。最後は少し淋しいような、でも心が優しくなる気持ちさせてくれました。


素敵な言葉どもが記事の跡
センセイの意向を気にすることを、わたしはもう止めたのだ。つかず。離れず。紳士的に。淑女的に。淡い交わりを。そうわたしは決めたのだ。淡く、長く、何も願わず。いくらわたしが近づこうと思っても、センセイは近づかせてくれない。空気の壁があるみたいだ。いっけん柔らかでつかみどころがないのに、圧縮されると何ものをもはねかえしてしまう、空気の壁。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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